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ELさんの公開日記

2013年
06月28日
13:02
神田 昌典 (2004/01/27)
講談社

物語り形式で書かれていますが、第一章は脱サラして起業してから成功するまでの話、第二章以降がその後事業が成功するにつれて家庭や会社で起きるさまざまな問題について書かれています。

わたし自身はまだスタートラインに立ったばかりなので、まず第一章に書かれている内容で、成長カーブの入り口にある事業を見つけることが非常に重要である、という話に強い印象を受けました。たしかに、これから伸びる事業を手がければ、成長しやすいわけですからね。
先日挙げた「インターネットの小売」というのは、既にかなり成長している分野ですが、この中で成長カーブの入り口にあたる事業を、この週末に一つでも挙げて見る、というのを目標にすることにしました。

そのほか、「偶然を偶然と思うな」、「何か大切なものとひとつ手放すと、それを上回るギフトが得られる」など、なるほど!と思うような言葉がたくさんあり、目から鱗の本です。

また、第二章以降は事業がうまく行き始めると、家庭や会社でさまざまな問題が出ることが書かれています。
とくに、仕事がうまく行くと家庭がうまく行かなくなる、ということが書かれていて、これは身につまされる気がします。
わたしも家庭は持っていますが、とくに起業して会社がある程度落ち着くまでは、事業にかかりっきりになり、家庭は二の次にならざるを得ず、そこで夫婦間の感情のひずみができて、最悪家庭が破綻してしまう、というケースが書かれています。

たしかに、仕事は大切ですが、家庭がいちばん大切ですね。こうした「落とし穴」があることを気づかせてくれ、それに対する対策も書いているこの本と出合えてほんとうに幸運だな、と感じます。