岡山には、シティミュージアムという美術館がありまして、岡山県の首都、岡山駅から徒歩五分というステキなリッチの場所にある面白企画をやらかす場として僕には認知されてるところなんですね。
そこで今、山本二三展ってのをしてまして、誰かというとラピュタとか時をかける少女とかの背景を描いたアニメーターさんなんですよ。
すごかった。じゃりン子チエなんかもそうだったらしいんですが、雰囲気を出すために一枚ずつ水張りして水彩画で描いてたらしい。どんな根性なんだ。
もう10年弱くらい前になるんですが、すごく好きだったファンタジックチルドレンもこの人だったみたいで、ほほーうと思ったり。
等身大にのばした時をかける少女の背景やもののけ姫の背景なんかの前で写真撮影ができたので「ときをかけるウチの妻」とか「もののけ息子」とか撮って帰りました。
美術館が楽しめる美術展をやってくれるのは嬉しい。
そうやって美術の敷居が下がっていくと、皆絵に興味をもちやすいんじゃないかな。
外界から遮断された「解る人だけ入ってくれればそれで良い」みたいな、お高くとまった感も、美術の最高峰を牽引するためには大事なんだと思うんですが、皆が皆そうだと入り口がなくなると思うんだよな。