とにかく困るのは、愛用品が生産中止になること。
え、なんで、てなもんです。
これまで何度、え、もうないの?をあじわってきたことか。
で、最近の例は、シャープペンシルの替え芯。
前にシャーペンを話題にしたことがありますが、実はクルトガ以前には、別の愛用品があって、スケッチやラフの時はその場の適当なものを使っていたものの、原稿への下書き等には決まったものを使っていて、今ではその製品も市場から消えてしまいました。ストックが8本くらいあるのでまだ困らないけど(これまでに4本は壊しているのだけれどまあ当面は心配ない)。いまでも下書きにするラフにはそのシャーペンを使っていますよ。クルトガは主線用。
で、シャーペンだけでは線は引けぬ。芯が必要だ。
愛用品はペンテルハイポリマー100。シャーペンとおなじくこちらもストックがあるのだけれどやはり消耗品。あと100本を切ってそろそろ補充を、と、思ったら、なんと、生産中止に。ぐわ、どうしてくれるペンテル。100円で売ってる芯はがさつな製品が多いのでよく折れるし、引ける線もいまいちというか、引き心地がいまいち。コンテやスケッチにはどんな芯でもポキポキ折りながらでもいいんだけど、下書きや主線引きでポキポキ折れられては話にならない。そこで芯探し。とはいえ、いまはITの時代ですからね。調べてみればペンテルはハイポリマー100に代わる芯としてAinシリーズを発売中。そのフラッグシップ芯としてAin Steinをラインナップしているとな。
早速近くの文房具店にいってみるが、ない。スーパーにもない(Ain Steinは0.5mmだけでなく 0.3 0.7 0.9mmなどがある。そう、0.5mmだけが売り切れで無かったのだった)。
しょうがないのでどこの製品とは言わないが隣にあった芯を試しに買って帰ったのだが、これがやはりいまいち。
で、こないだやっとAin Steinをこれでもかと大量に置いてある店を発見。速攻HBとBと紙(その時は紙の持ち合わせが無かったので)とクルトガ(クルトガの持ち合わせも無かったので)を買って試し描き。うむ、折れない。これはいい。さすが「ギガ強芯」と訳のわからない惹句で売り出しているだけのことはある。線の濃さも満足。とりあえずHB200本(1パック40本入り)買いました。もう200本くらい買ってもよかったかしら。まあ、しばらくの間は生産中止になることもあるまいと洗面器。
というわけで芯問題はめでたく解決を見たのだが、いつもこうよい結果が得られるとは限らない。
我々は予測不能な未来に向けて備えを怠るわけにはいかないのだ。紙問題だってあるしな。