big
giant
huge
large
vast
enormous
gigantic
extensive
colossal
monstrous
いずれも大きいという意味の形容詞
普通は(日本での)最初の2つとlargeくらいですかしらね。
量的体積的な大きさと面積的大きさ=広さ、という意味で学校でも習いますね。
でも実際のところそこから下の単語の方がよく使われる傾向にあると思いますよ。特に huge enormous vast はよく出る単語。言葉はちょっと大袈裟なくらいが丁度良かったりするのは日本も外国もいっしょ。
小説では作家によって、enormousばっかり使う人や、あれこれ使い分ける人など色々。
big 大きいこと。基本的形容詞なのでほとんどなんにでもつかえる、便利な言葉。ただし面積には使わない。
giant 大きいこと。big よりちょっと意識的に大きいんじゃねということが言いたい場合の言葉。具体的な体積や見た目の大きさの場合が多い。名詞だと巨人のこと。
huge 大きいこと。かなり大きい。こりゃでかい!という場合に使う。bigの拡大版みたいな言葉。だから抽象的なものにも使える。
large 広いこと。面的な大きさ=広さの場合にはこれ。big house だと見た目に大きい家、large house だと床面積の大きい家=広い家。あれ、まてよ、容積が大きいときにも使うな。服や飲み物。ポテトの量。心が広いときもどっちでも可。
vast 広大なこと。large の拡張版。こっちは面積専用。見渡す限りみたいな広さを表す。そこいらの公園や運動場ではとても足りない。北海道の原野とか西部の荒野とかアマゾンのジャングルとかシベリアのツンドラ、アフリカのサバンナ、太平洋ひとりぼっちなど。
enormous 大きいこと。huge と同じ。うわ、でっけーという場合に使う。小説だと出現度がかなり高い。具体的なものに使う場合が多い。
gigantic 大きいこと。なんとなくgiantっぽいと思ったらそれは正解。もとはギリシア・ローマ神話のギガンテス(巨人)だから。いや~大きいなあ、という場合に使う。
extensive すごく広いこと。vast と同じ。extendは引っ張って伸ばすことでその形容詞化。だから超広(ひれ)え~じゃん、と言うときに使える。面積だけでなく範囲の広さにも使える。
colossal 大きいこと。colossus の形容詞化。colossus (コロッサス)はロードス島を守っていたという巨人像のこと。だから人物が大きいという場合にも使える。
monstrous 大きいこと。モンスター並に大きいんじゃねということだから不気味なほどにでかい。でかこわじゃん、ゴジラじゃん、という場合に使える。大きさだけでなく怪物のように極悪非道、けしからん、不気味でおぞましいという意味でも使う。その意味では最近のゴジラは失格。