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いとまのこさんの公開日記

2008年
07月27日
10:42
pixiv見てたら、アマゾンのアレでこんなのがあった。


脳の右側で描け



学生はなぜ上手に描けないのか。先生はなぜ描き方を教えられないのか。右脳がカギを握る美術言語。独自の教育実践により解明した世界的ロングセラー。

右脳を使うにも左脳がないといかんだろっつー。

つーか、上手に描けるとか描けないとか
死ぬまでに描ける絵を考えたら
下手な絵なんて一つもない気がしないかい?
昔のような絵を、今になって描ける気がしないんだ。


そもそも上手く描けないのは、上手いと思った絵があるんだよね。
それを目指して描き始めたから、それを描きたいんだよね。

でもどちらかといえば、そんなことを気にするよりは
描きたいものをただがむしゃらに描きまくっていたらいいんじゃないかな。
写し絵でも、自分の絵でもいいけどさ。

つーか、別に絵じゃなくてもいいじゃん?って思うけどね。

勉強でも何でもいいから、好きなものに打ち込んで
世界というか、真理というか、真実というか
自分なりに見つけた確かなものを切り口にして
何事にも、恐れない心を手に入れればいい。



怖くなければ、優しくもなれる。

物事の理解はそれからだ。



別に、上手に描けないわけじゃない。
下手だと感じたことに怯えているだけ。

満足できればいい。
最初からそうだったはずだ。

上手だとか下手だとか、そんなの面白くない。面白くないな!

でも、面白いな!





絵とは形あるものではなく、時間とともに変わり続ける。

つまりは、心のようなもの。





好きなようにしか描けないし、嫌いだと感じれるからこそ
好きになりたいと願う、その底辺を感じる。

頭で考えるよりも早く、身体を動かせばいい。
好きになれるまでね。

愛だよ、愛。

だれにも認められない、こんなくだらないことに
どれだけの時間を費やすことができるか。

面の上に、上手に描きたいのなら、写真でもビデオでも撮ればいいのに。



ただまぁ、いろいろと感じることはあるよ。
絵描きを仕事にするだとかしないだとか、それに執着すると厄介だね。

私はただ、絵が描きたかった。別に仕事にしようとは思わなかったけれど
何かを作ろうとしたときには、仕事であった方がやりやすいんだと思うね。

今になって少しだけ、それが羨ましいこともあるけれど
別に諦めたわけではないし、それがしたいわけでもない。

ロールプレイングゲームのように、描けば描くほど上手に見える絵が
ただ、可愛いかっただけ。



だから、こんなろくでもない人間になっちまってね。


正直、あまり増えてほしいとは思わないよ。
こんな社会じゃ淘汰されるだけだもの。



そして少しだけ知った真実。

絵を描いているだけで、絵が描けるわけがなかったこと。



私の好きな気持ちと同じくらい、自分の外の世界のことを知らなければ
それに応えてくれるものを思い描くことができるわけがないと
本気でそう考えるようになったのは、工学を学んでからだと思う。



私がどれだけの人に認められるような

上手な絵を描けるかなんて知らないけれどね



死ぬまでに描ける絵を考えたら、下手な絵なんて
たったの一つも、存在しない気がしたんだ。

一期一会じゃないけれど、こんな日記も、絵も、メロディもね
その瞬間だけの感覚なのさ。

それを描き始めることができたなら、それはもう上手な絵になると思う。




つまり結論はね






  「 上手く描けないのは、描かないからだよ 」




(*´ω`*)