ナイトガルドの刑事罰として課せられる懲役は
・決まった年数、禁固刑に服しながら労働に従事する労役
・禁固刑で待機しながら
個人の権利の一切ごと、
決まった年数を奴隷として売却されるのを待つ納役と
・人体実験の被験者となる供役
の三つに分類される。基本的にただの禁固刑というものはない。
禁固に服しながら
人権の大部分を剥奪され、魔装の人体実験の被験者として
研究材料となり、遺伝子データを利用、複製する事が
可能化するという刑事罰が供役。
要はエラーを排除する、
また、遺伝子的な要因を研究して
再発防止の構造を作るという名目の刑事罰だが
大概、普通には実験できない危険な実験を課せられて速攻で死ぬし
情報的なあとくされも少ないので
権力者が都合の悪い人間を抹殺する為に最後から
二番目の切り札として使う事がある。
但し、
一旦生まれ、認められた個人の存在を
社会によって「間違いでした」と取り上げられ、
侵される刑事罰なので滅多な事ではその判決は出ない。
王都の裁判で、尚且つ
聖騎士以上の騎士、或いは女王が
裁判官を務める場合のみ判決として行使する事が出来る。