第7章 27日夜~28日 飯田橋~上福岡~羽田~山口
いよいよ長きにわたって書き連ねてきた見聞録も
今回で最終回。正味滞在したのは3日足らずだったのに
書くことは7回分もあったとは我ながら驚いている。
さて、かぶきを出てから一堂ご機嫌のまま最寄り駅まで向かう。
常連の酔猫さんでも聞けない話が聞けたとかで今回は大満足の
会合になったみたい。私も大満足だった。
陸橋でまだ飲み足りないというN氏ら一行と別れた私は
途中まで笠原さんと同行。彼も酔っぱらっていて、
しきりに「M子を嫁にもらってくれ~」と私に懇願していたが、
どうしろというのだ^^たぶんしらふに戻ったら絶対忘れて
いると思うのだが^^
またおみやげが後回しになってしまったのに、わざわざご丁寧に
頂き物までしてしまい、恐縮だった。
最後は握手をして別れた。根はいい人なんですよ、M子さん^^
電車待ちしているとたまたま上福岡の手前、和光市まで乗れる便に
のって、そこからまた乗り換えて上福岡まで。すっかり遅くなってしまっ
たのだが、妹が迎えに来てくれた。
ありがたい話である。
寝床で今日いただいたサインを広げてにやにやしてしまった。
感想なんかも書いているうちにいつの間にか眠ってしまっていた。
朝は定刻よりやや早めに目覚める。
やはりここはどんなに枕がかわってもかわらなかった。
でも、汚い話だが大の方はとうとう上京している間一度も
行くことはなかった。やはり緊張していたのだろう。
甥が「もう帰っちゃうんですか」と言っていたけど、
私も淋しいのだ。しかし、帰りの時間は迫っていた。
姪もなついてくれたし、久々にあえて私もうれしかった。
ちゃんとお見送りもしてくれたし。
妹とは上福岡駅で別れる。
来年甥が中学受験することをここで知る。まあ本人に特別な
気負いがないみたいだし、入れればいいや的な感じでいたので
そんなに心配はないみたいだ。沖縄のおじいさんからは
医者になれと言われているらしいが、甥は「手術失敗したら
どうしよう」と余計な心配までしていたらしい。
なってから考えろよ^^
上福岡からは今度は各停で池袋まで。
そこからまたしても山手線で品川まで。とうとう最後まで
お日様は拝めなかった。天候的には恵まれない旅だったが、
収穫はありあまるほど手に入った。無形の財産となって
きっと今後の私にとっての指針になってくれると確信している。
で、品川から京急に乗って羽田まで行ったのだが、
例のキモカワパンダのキャラを生で見てしまった!!
ああ、これがそうか、と。
東京にいる間に拝めて良かった。しかも毎日新聞とコラボしているし
...なんなんだ、こいつは^^
羽田までは快速で二駅。
あっという間についてしまった。搭乗手続きもスムーズに行き、
手荷物預かりもすませてほぼ手ぶらで搭乗口に向かったのだが、
これがまた一番端っこ。だから歩いても歩いても着きはしない。
どんだけ歩くんだよと言うくらい 、歩き回ってやっとついたら、
なんと津波警報が出ているではないか。
後で知ったのだがこれがチリ大地震の余波だったんだけど、
アナウンスでも発着を見合わせている便もあるらしい。
全く...行きは霧で帰りは津波かよ...
とはいうものの、山口宇部には全く支障がなかったみたいで、
定刻通り飛行機には乗れて、難なくフライトできた。
西日本に行くと打って変わって晴天。
水平線が美しい。地球が丸いんだなあと言うことを当たり前
のように知る。こうして上空から見ると瀬戸内海も美しい。
島々もたくさんあって、まだ未踏の地である四国もはっきり見えた。
山口は気温13度ということで寒いのかなと思っていたのだけど、
こちらもはれていて、いい感じに暖かかった。もっとも
翌日からは雨天で寒くなったのだけど。
東京でお世話になった方々には無事つきましたとメールを打って、
帰りがけまたおかしな看板を見付けてはパシャパシャしながら
途中、行きがけよったお好み焼き屋でまたモダン焼きを食って
家に着いたのは14時過ぎだった。
さすがにその時はテンションがあがっていて、数日はハイになっていた
けど、あれから一週間が過ぎて、正直今体にダメージが半端無く
押し寄せている。
とにかく集中力は欠けているし、ものはなくすし、柱に頭はぶつけるし
全然ダメダメなのだ。それでもお礼状を書き上げて投函もしくは送信
したところ、星空けい(Mary)さんから「実はプロレス好きなんです」
と意外な返事をいただいて、さらに驚いたのはくすっと癒すイラストレーター.
アイさんがなんと猪木酒場でバイトしているという
新事実が発覚したこと!!これはぶったまげた。
あのかわいらしいアイさんと、燃える闘魂
がまさか線で結びついていたとは。
今度行くときは是非に乱入しますので^^
というわけで有形.無形の財産をいっぱい
抱えて帰還できたことは
本当にうれしかったし、ありがたかった。
これを次に生かすも殺すも自分次第。
そういう意味ではまだまだ精進して参りますので応援のほど
よろしく御願いいたします。