47,48巻。
僕は多分、自分の創作活動でやりたかったことの
半分くらいはココにあると思う。
在りがちな話。世界を救う話。人を信じる話。戦う理由、答えを出す話。
今、ナルトは世界中のオタクに読まれてる。素晴らしい。
彼らがこの話をどう理解するかは分からないけれど
読んでくれて、何かを感じて、またいつか別の視点で読んでくれたとき
戦争と言う歴史について、価値観が少しずつ変わっていくと思う。
日本が誇れること。それはオタクの文化だ。
いや、オタクな文化の中にある、伝えたい想いが素晴らしいのだ。
僕たちのオタクの歴史は、仲間の為に戦うところから始まって
世界を救っては終わっていた。そしてまた、世界が壊れ初めて
新しいヒーローが悪に立ち向かっていくのだ。
戦いは終わらない。
でももし、仲間を少しでも増やして行けば
世界のほころびを少しでも早く見つけることが出来れば
僕たちはもっと被害を抑えて勝つことが出来る。
その状態を、被害を極力抑えることを"平和"と呼ぶのなら
それは十分に実現できるものだと思う。
その戦いの根底にあるもの、戦う理由をどこで塞ぎ込めばいいか。
それは絶対に、子供だ。
だから僕は漫画が好きだ。
変態で馬鹿馬鹿しいオタクな文化が大好きだ。
その多くは信じる人を作ることしかできないかもしれない。
何かの夢を叶えるには、それなりの実力が必要だ。
でもきっと、漫画では実力者まではカバーできないだろう。
民主主義でなければフォローすらできなかっただろう。
そこから先はやっぱり、先駆者の人間性に依存するしかないのだ。
まぁ、何でもかんでも一つにしようとするのは悪い癖だね。
理系ってのは元来、面倒くさがりでね。
楽することばかり考えて工夫を重ねるものさ。
出来る奴に出来ることをしてもらって
出来ないところは勉強して出来るようにしていくしかない。
私にとっての、その面倒くさい課題は
"苦労してまで生きたくない"というもので
その答えを出す為に、目の前の課題を放ってでも
やっておかなくてはならないことになっているんだ。
もっと自分の為に生きる方が楽なのになぁ。
私の名前に「優しい」なんてつけられた所為だ。
おやすみなさい。そして、おはよう!!
今からちょっと、頑張ってくる。ほいっ!!!
逃げるのは優しさじゃないけれど
戦わないことは優しさかもしれない。
戦う前に勝つ為の手段を整えること。
勝負に勝つよりも目的を達成すること。
私にはその方が向いている。