『奇跡の水・エリクサ』を使う『水の賢者』・・
私を睨む、その『水の賢者フユ』
「全身凍傷よ!!こんなか弱い女の子になんて酷い事するの?!しかも相手裸だし!変態!!」
酷い言われ様だけど、この状態の原因は私だから言い返せません「うん・ごめ・・ありがとう」
ため息「まぁ、貴女達の事情もあるみたいだけど、シアは賢者なんだから加減を考えて行動しなさい!!分かった?!」
はいって言おうとした時サリが口を挟む「『水の賢者』様・・私がシア様に全力で・と、お願いしたのです!だから・・」
「ちが、私がこ」
二人の言葉は遮られる「わあった!あんたら二人共悪い!シアは以後王宮内で緊急の場合を除いて魔力展開禁止・展開した時は報告書提出!サリ、あんたはシアの護衛剣士!シアが悪さしない様に監視しろ!・文句あるか!」
『ありません!ありがとうございます』
同じ答えに、顔見合せ少し笑う・・
「・・私さ、凄く理不尽な感じなんだけど・・」
「ごめフユ、ちゃんと貸しは返すからね♪」
「わぁった・・おい剣士!」
「はい」
「エリクサは完璧だ、傷さえ残らん、だけど!この変態から訳分からない虐め受けたら必ず報告しな!!」
赤くなって言うサリ「・・はい!でも、私好きな人に虐められるの好きなんです♪・・きゃあ♪好きって言っちゃった?!」
ため息「・・だって・・愛されてるわね?シア!」
えと・・私にどうしろと?!