丁寧と上手の概念はその人が創り出す感性に大きく影響を与えています。
その根底には価値観から来る部分があるように思えます。
最近言われる男脳と呼ばれる、機能や合理性を重視する価値観と、女脳と呼ばれるデザインや見た目、感性を重視する価値観。
そういった物が総じて現れるのかもしれませんね。
どちらが優れていると言った話ではないのだけれど、個人の主義に近い為に比べてしまいがちになっちゃいますよね。(^^)
ただ判断基準の違いが、辿る行程や結果に変化が現れるだけなんだと思います。
これらの概念は仕事でも、趣味でも同じく現れる事から理想だったり、価値観だったりいろんな事に跨いでいるんだなぁと、あらためてそう感じます。
ある人は上手さと丁寧さを系統分けて捉える方法に分け、細かく制御し理解しやすそうです。上手さを引き立てるのが丁寧さなのかな?上手さに隠れた丁寧さ?
ある人は根本は丁寧は当たり前で、それをいかにして機能や合理性、効率を考える。そして、浮いた時間や力を本題以外の付加価値的な出来る事にも繋げられるかもしれませんね。
ある人は自身が伝えたい事を、伝わりやすくする事にこそ丁寧を注ぐ感じかな?丁寧があって、上手さがあると言う考えですね~。その人のこだわりはきっと感性の訴えかな?
今回私の疑問は仕上げの技術について無知なので、ちょっとした事に凄いなーって思う事から始まりました。
私が特にそれを知らないから、丁寧だな~と思う事は専門にしてる人からすればそうではなかったり。(笑)
ジョジョの描き込みを見て凄いなーって思い、造形は無理があるけど描き込みがそれをカバーする部分。
そこに仕上げの丁寧さと、上手さは違うのかな?って、思った訳です。
その描き込みはこう見せたい気持ちのこだわりが、現れた物じゃないだろうか?とか。
それらが転じて描き込みの技術は上手くなくても、伝える事に丁寧なんだなぁと至り、上手さと丁寧さについて少し考えて、こうなった。(笑)