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HAMUCHIさんの公開日記

2012年
06月29日
19:52
突然ですが、原発関連の話題です。

自分自身が今から紹介する無料の電子書籍を読み、
もやもやからスッキリになれたので、
これは是非紹介しておきたいと思い記事にしました。

一昨日の夜、東電が一号機の建物の外にあるトーラス室という建物で
過去最高の一時間当たり1万300ミリシーベルトを検出したと発表がありました。
(また夜に発表かよという突っ込みはさておき。)
分かりにくい内容ですが、この発表は
一号機が完全に崩壊したという意味を持っています。(建物的な意味で。)
■1号機で1万ミリシーベルト=原子炉建屋に線量計入れ調査-東電
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012062701020


さて、ここからが本題です。
よくニュースで耳にするベクレルやシーベルト・
セシウム・カリウム・原子力発電所・放射線・放射能などが
どういう意味なのかを理解してますでしょうか?

何度か解説は聞いてみた。

でも、分からない。

それでは、大問題です。
今、現実で起こっている事なのです。
ここで改めて、正しい知識を身につけてみませんか?
今から紹介するページにて数理物理学者が
中学生でも分かる内容に噛み砕いて公開されています。

とりあえず最初の5ページだけでも読んでもらえれば、
この作者の思いが伝わってくると思います。

■やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/

↑のページから”本のファイルのダウンロード”のリンクをたどり、
ダウンロードを行ってください。(PDFファイルです。)

「このままだとヤバイ!」「いや、安心!」と言われている内容の
具体的な根拠がこれを読めば分かります。

この内容を理解し、正しい認識を持ったうえで、
発表されている数値から自分の行動を考える事をお勧めします。


ここから余談。
今一番危険なのは、1号機ではなく4号機と言われています。
震災直後1~3号機は稼働しており、4号機は冷却中でした。
しかし、その4号機の建物自体が地震と津波の影響で大破しており
崩壊の危機が懸念されています。
(ゼネコンの見解では懸念という優しいレベルではないらしい。)
今回の1号機の発表は、そんな4号機の解体工事中に起きました。

作業の詳細は不明ですが、4号機の作業風景はここにあります。

見た感じ危なそうです。煙に見えるのは水のようです。
私はこの動画を見るまで四号機の作業が今こんな状態とは知りませんでした。
さらにこんな報道もされています。

■福島第一原発4号機 壁に傾き
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120626/k10013104301000....

そして先ほど以下の報道もされました。

■大飯4号機、ポンプ異常の警報 再稼働遅れる可能性も
http://www.asahi.com/national/update/0629/OSK201206290046...

■3号機でも警報=再稼働作業で冷却水減少か―大飯原発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120629-00000129-jij-soci


この通り、まだまだ油断ができない状況です。
現在の状況を理解し、デマや噂に流されず行動していきたいと私は思いました。