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新田真子さんの公開日記

2013年
06月13日
03:24
「Grojband 」は、つい先日、CNでスタートした新番組。

最初一体なんと読むのかと思ったけど、発音したらすぐわかった。
つーか、そのままグロージバンド。
これはガレージバンドのもじり。つーか、ガレージは日本語で、つまり garage の日本語表記で、例によって原音とはちいとばかり離れた表記なわけ。こういうの多いね。最初に英語をカタカナ表記にした人たちは一体何を考えていたのか疑問を持たざるを得ないわけだけど、garage (ガレージ)は英語の発音では「ガラージ(ラは r の音なので実際はガゥラァージにより近い)」で、「グロージ(ロは r の音なので実際はゴゥロォージにより近い)はその発音のもじりをそのまま文字にしたもの。
いうまでもないかもしれないが、ガレージバンドとは、自宅のガレージをスタジオ代わりにして演奏の練習をする素人バンドのことですよ。日本の住宅環境から見ればうらやましい限りですわね奥様。

アニメのほうは、プレティーン(「ティーン」ってこれもいまさら言うまでもないと思うけど、13歳から19歳までのことですよ)の4人組がロックバンドでビッグになる夢を追いかけるスチャラカ・コメディ。
リーダーで主人公、ギターとボーカルのコーリーに、ちょっとゴスのベーシスト、紅一点のレニー。キーボードのキンとドラムスのコン(逆かも、たぶん兄弟。なぜなら名字が二人とも「Kujira クジラ」だから。なんじゃそりゃ)。
バンドの追っかけはアリーとケイトのちょっと変な2人組みの女の子だけ。
それに忘れてはいけないもう一人の主人公、コーリーの姉、恋する乙女、わがまま一直線のトリーナと、その手下、トリーナのベスト・フレンド(とその子は思っている)、ミナ。

このアニメが変なところは、毎回バンドが演奏するのが、毎回ストーリーのクライマックスで怒りが頂点に達した姉トリーナの復讐ノート(うそ、トリーナは怒りをそのまま、いつも持ち歩いているらしいラブリーなふわふわピンクの日記に叩きつけ、詩、もしかしたら散文かも、を書き殴るという奇妙な癖を持っている)を弟コーリーが拝借してその詩をバンドの演奏で歌うというところ。というわけで、毎回コーリーはトリーナの怒りが頂点に達するようにあれこれ画策するのであった。大丈夫か?この変な展開で本当に毎回やるのか?つーかエピソード1-bでいきなりハロウィンエピソードなんてはじめて観た。だいいちいま6月だし。

しかし、恐ろしいことに出てくる女の子がみんなかわいいのだ。みんな頭がすこし変だけどね(チョイ役の女性店員すらも頭が変だった)。
特にいいのはミナですよ。どんなキャラなのかと思ったら、ベスト・フレンドのトリーナ一途でトリーナのいいなりなくせに頭が切れて言いたいことは全部言うタイプ。素敵だ。デザインも最高だ。
レニーもちょっといかしてる。いずれも声の出演者がいい感じ。特にレニーはチビなんだけど声が結構低音ですごくいい。ミナもわたし好みの「風邪引き系(例:山田きのこ旧名溝脇しほみ、池田千草等、これでわかればあなたも立派な声優マニア)」。たまらんぜよ、武智さん、とおもわず土佐っぽになってしまうほどに。

と、いうわけで、オレは次のイベントでミナのコピー誌作るね、と言うと思ったら、どっこいそうは問屋が卸さないのだ。実はもう作ってイベントにでてきてしまいましたとさ。もっともそれはまだ本編を見る前にデザインだけでミナ最高っていきおいでやっちゃったものだから、次のイベントには今度はちゃんと本編見たぞ版をつくる気満々とそういうわけなのであった。
てなわけで、「Grojband」、日本CNでも早くやってください。「アトミック・ベティ」の二の舞でも全然かまいませんよ。ええ、かまいませんとも。