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ますてるさんの公開日記

2013年
09月21日
20:22
設定妄想の話とは少し違うけれど、オリキャラ関連の話なので
駄目な人はスルーよろってやつです。








多分前も書いたけど
相変わらず自分への警鐘なのですまんなも。
(一応内容は二次創作オリジナルに限定したものです)




オリジナルキャラを作るに当たって気をつけないといけないなー
と思うのが「メアリー・スー化」すること。


広義的には
「書き手の好きな版権キャラの扱いが不遇過ぎるため
書き手の(二次)創作で上昇補正の改変『という名の愛』をかけてしまう」

というタイプなんてのもあるが

今回の場合は典型的メアリー・スーのタイプ。
原作に自作キャラを入れる場合のやつですな。

どちらにしろ共通するのは「書き手の愛」以上の何ものでも無く
それ自体は別になんでも無いけれど

問題はその愛情のかけ方が「キャラ>原作」になってしまう事

とあるスレの言葉をちょいと拝借すると
「原作キャラより上の立場(能力的にも社会的にも)でありたい」
もしくは
「キャラ=書き手レベルで『恵まれ、幸待遇キャラ』に自己投影する」
という書き手の心理があることでそうなってしまうっぽい。

常に好状況である立場と能力になる設定と描写にしてしまいがちで
逆に何かしらのデメリットや不利な状況がほぼ無く
(例え設定にはあっても描写が皆無レベルという意味)
あっても誰かの助けがすぐ入るか
またはそういう描写を書き手が望まないのでやらない。

そんなところかもしれない。




ちなみに、このオリキャラは、神経質にキャラ作らないと
あっという間にメアリー・スーキャラになってしまう段階です。

これ以外のオリキャラはそうならないんだけどなあ。
なんでこのキャラだけなのかは謎。


一応「優遇である事が物語としてきちんと意味がある」のと
書き手の「公私の『私』」が読み手に感知されない」であれば
どうやらセーフっぽいですが。

というか、描写して無いだけで
見えない部分では手遅れだったりする。だめだめです。

最初はそうでも無いのに
いつの間にかそうなってしまった
というオチだから困る。
(そういう継ぎ足されてメアリー・スー化するタイプもあるらしい)

とりあえず最低メアリー・スーの一片を垣間見せないようにし、
その間にメアリー・スー状態を改善していかないといけない
そんな状態です。
(現状で見えていたらすいません)




このオリキャラが(現段階で)メアリー・スー化を避け
かつ、メアリーっぽい設定を置く場合で気をつけてる事といえば
(あくまでも原作ありの前提としての意識なので一次創作はまた別かもです)


●美貌とか天才とか身体的才能的優遇を強調しない
 男性陣釘付けとか美人、発育が良い
 優秀アピール(優秀な行動をしているわけではない)
 そんな描写は原作での範囲内に留める。 
 選ばれた一族とか無駄に世界観で有利な立場にしない。

●原作キャラに対し全能感に浸らない
 大体性格はS寄りになる傾向が強い?
 所謂、原作を食ってしまうチート無双とか
 ニコポ、ハーレムとかSEKKYOUとか、そういうの。
 唐突なリア充(基本イチャラブ)っぷりはあまり好まれません。
 自age他sageな設定や描写、そこらのやつも多分アウト。
 原作キャラに必要以上に悪ステータスをつけるのも悪手。
 (対立はあっても踏み台はよくない)
 施しがあればきちんと対価を払う。(暴力暴言(比喩を含)で払わない)
 「キャラ絶対正義、気に入らないものは問答無用で悪」
 (敵役で無い限り)二次創作において
 典型的メアリー・スーの特徴なので避ける。

●チート能力の場合何かしらデメリットを入れた方が良い
 メアリー・スーキャラは大概
 一般人とはかけ離れた異常身体能力者ばっかなので
 必要以上の能力は与
えない方が良いです。
 スパイダーマンでいう
 「大いなる力には、大いなる責任が伴う」 というやつです。



オリキャラの場合はまず
身体的な設定も社会的な設定も考えていません。
「女」「黒髪ストレート」「紫眼」「コンセプトカラーは白と青系統」
位しか考えてなかったりします。
しかも理由は原作からの消去法です。
(年齢はある程度限定はされてるけど‥‥)

服装がコロッコロ変わるのは、多分この所為です。
(マフラーと飾りは固定ってくらいか)

ほんで、オリキャラが出てくる段階の物語で
原作キャラに会う機会がかなり少なく(むしろほぼ無い)
というか、一応「『原作に繋げる』が前提なので二次創作オリジナル」と言いながら
原作のオムニバスな特徴上
ぶっちゃけるとほぼ一次創作 なんですが
むしろ逆に関わらなさ過ぎだったりするので
別の意味で原作剥離を意識しないといけなかったりします。
(関わって無い分原作キャラに近づくと危ないというやつもあります)




多分一番危ないのはチート能力です。
色能力、特にカルパブリクシャ(天色)がそれです。
一応、この天色の部分(というより現実改変能力)が
原作をかろうじて繋げる唯一の接点の要素なので
どうしてもここだけは変えられないです。
よりによってここが一番メアリー・スーっぽい部分なんですが。

あ、ただ最初は天色の能力を持ってないです。

あと色能力というにじいろんど(別の意味で超間接的に原作に近い)の
能力(改変アリ)を持っているという設定ですが
多分、色能力という超能力もそこはかとなくアウトっぽいです。

そこらへんはにじいろんどの設定をちょい改変で
(天色って時点で既に改変ですが)
色に見合ったデメリットを設ける事に。

赤色と黄色が少ないため
感情任せになったり必要以上に何かを引きずったりしないが
火力と持久力と継続性が無いという
体力限界の方面にデメリットがあるという設定にしています。
赤が低く青が非常に強いため自虐の傾向が強い とかもあります。
(逆の場合は「他に原因があって、その所為であって自分は悪くない」
という意識が強くなりやすい)
だからといってそれに擁護があったり励ましがもらえるわけでも無い。


メリットの能力は状況把握と状態把握の理解に適している位
あとは青の感受性の方面もメリット
かなーという。
あとはちょっとチートくさいので危ないですが
前に日記ネタにした「ルルブの魔」ってのがあるかもしれない。
が、それがすごい称えられるとかそういう要素は無いです。


どうでもいいですが
色の設定は突き詰めたら性格判断とか出来そうですな。





とにかく、必要以上な事はすんなというか
原作で必要とされないような要素は極力考えない
ようには意識してます。多分。


メアリー・スーは書くなというわけでは無いんです。
いわゆる厨ニ病とか、そういう類の一種で
思春期に引き起こされ、引きずりやすい症状の一つなのです。
かかっちゃう人はかかっちゃう黒歴史の片道切符です。
しかも、かかってしまった場合なかなか治すのは大変。


症状を引き起こしてしまった場合は、治す(主に時間経過)か
または

①メアリーっぽい部分を探し
冷静に設定について原作と照らし調整する


②キャラがメアリーだということを受け入れ、身内ネタに留める
(注:そもそも二次創作自体が身内ネタでそれ自体人を選ぶ、という感覚の人もいます)

の、どちらかにするのが私的最適解なのかなーと思っています。


もちろん、他の人は他の答えはあるかと思いますが
キャラを表立ってゴリ押しアピールだけは一番アカン答です。
これだけは間違いないと思います。
(これは広義のメアリー・スーとも同様かもしれない。)

ただし、ごり押しアピールに見えるかどうかは
読み手によって様々なのでそれはそれで運次第な場合も。





そんな事を垂れ流しながら今日は筆を置く。