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かのんさんの公開日記

2015年
11月23日
10:49
京極夏彦は一冊も読んでないので、それ目当てじゃなかったんですが、パネリストの筆頭だったから、聴衆に占めるファン率は高いだろうなぁ~、とは思った。

息子の学校の公開シンポジウム。
『怪異を語るー伝承と創作のあいだでー』
成人してから民俗学に関心を持って、結構読みました。
が、息子が入学を決めた大学に柳田国男の蔵書が文庫として保管されてるって、入学まで知らなかった。
まぁ、息子は民俗学にはあまり興味ないから、研究会とか入りませんけど…

でも、そんな関係で、こういうテーマでのシンポジウムに、優先的に申込み出来てありがたい。

わたしは、民俗学的な『妖怪』解釈を期待して行ったので、そこら辺の掘り下げには不満が残りましたが、まあ、大学が一般公開で、あまりダークサイドな話は展開出来ないよね…

というか…
概ね『京極夏彦ファンの集い』…
想定オーバーな申込みで、急遽会場を大きな講堂に移したらしい。
リアクションも拍手も、違うし。
挙げ句、壇上の当校教授さえ京極さん持ち上げ気味で、ファンオーラだだ漏れ…
盛大な著作引用で盛り上がる会場。
読んでないから、サッパリだよ!

話は面白かったです。
盛り上がって皆時間が押して、最後の質疑応答で、会場に来てたらしい作家の島田荘司が壇上に上げられて、長々持論をしゃべって更に長引き、四時間半座りっぱなしで尻が痛くなりましたが…

一番印象に残ったのは、京極さんの
「妖怪ウォッチは勢いに乗ってアメリカ上陸したけど、マーケティングに失敗して急速に失速、その座を再びポケットモンスターに開け渡しつつある」
という説と、
息子の京極ファッションに対する
「中2臭い…」
という評価でした。



ニノさんの絵は、会場への行き帰りの電車の中でも描きました♪
3DS超便利♪