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かのんさんの公開日記

2017年
03月06日
18:21
廃墟は好きです、ちょっと後ろめたくなりますが、好きです。ごめんなさい。

今、はまってる『ニーア・オートマタ』も、廃墟徘徊が魅力のひとつ。

この映画の情報を持ってきたのは息子で、彼もわたしと『フラジール』やったり『ヨコハマ買い出し紀行』読んだりして、廃墟ファンに育ちました…なんかすいません…

この監督が、2007年に日本でも上映された『いのちの食べ方』を撮った人だと聞いて、是非観たい!!と、日曜日に家族で出掛けました。

『いのちの食べ方』は、話題になったし、観たい気持ちとコワイ気持ちがせめぎあって、子育て時期でもあり(子どもと一緒に…という選択肢は内容的にわたしにはなかった)やめたんですが、今なら息子と観て置くのもいいかも…まぁ、10年経ってしまったんで、現実の方が変化してしまってるかも知れないけど。


この新作はこれから順次地方上映されるようなので、お勧めします。

と言っても、娯楽性は全くなく、いわゆる廃墟ファン向けの美麗映像集と言うわけではないのを言い置きます。
BGMも語りも全くないです。観る人に全て委ねる映画です。
いや、本来映画とは全て、というか、作品とは押し並べてそういうモノかもしれませんが…
それでもベラボウに美しいです!


以下、ややネタバレなので、下げて置きます。































まず冒頭が、廃墟というのは失礼なんじゃ?という、ちょっと寂れた地方の町の風景から入ります。
うん、ウチの近所にもこんな街角あるよ…?って、腑に落ちない気分で観ていて、ハッと気付く。

これ、避難区域だ。

ここの撮影の為に福島に入ったのが2013年らしいので、まだ生活の残像が生々しいのです。

その場面の後に続くのが、廃劇場を舞台から客席に向かった画像です。
つまり、わたし達観客は時間というフィルターを挟んで朽ち果てたいつかのこの場所と向き合っている…
そんなシンメトリーな場所に居る事にゾクリとしました。

壊れた風景はいろんな感情を掻き立てて、混沌とした『生』を感じさせてくれて、一色じゃない事に安心させてくれるんです…


たまたま、トークイベントのある回に間に合って、軍艦島に同行したキュレーターさんの話とかも聞けて良かったです。
DVDになるかなぁ~…?なったら欲しいです♪