と立ち寄った本屋に『GRIMOIRE NieR』があったので、つい…買ってしまいました。グラビティのはなかった…
未プレイの『ニーアレプリカント/ゲシュタルト』のガイド本。
横尾ワールドビギナーですが、難解なゲシュタルト計画の骨子や経過がまとめてあって、読み物としてとても面白く、引き込まれてしまいました。
最近はあまり本読めないんですけど、終わり行く世界には強い引力を感じてしまう、病んだ自分を再認識。
制作陣座談会で、横尾さんが、
「リアリティが有りすぎて辛くて耐えられず削除した」と話していた、日常的なリアルな反応…という部分に、なんだろう、とても吸着してしまって、多分、横尾さんが言ってる事とはきっと違うと思うんですが、自分が自分のオリジナルの物語を紡ごうとすると、引っ掛かって進めない、その足枷になってるのも「リアルな日常」がツライという部分かなぁ~…と思う。
絶望的な世界の中でも、とりあえず平和に日々の生活を繰り返している…という想定の描写が、辛くて耐えられそうにない…読めるけど、描けない…
かと言って、泣いてるばかりの話を自分を含めて読みたい人はいないし、希望の残された話をわたしも読みたい…のに、何故自分はそんな気の滅入るような物語世界を構築しちゃってるのか…?
わからないけど、心が安らぐんですよね~…
一緒にジャケ買いした未見の漫画『無限島』も、終わる世界の物語でした、安らぐ~…
添付絵は、前の美夜と同じ物語世界に住む、まゆみと言う名の、コレもアンドロイド。
ポジション的に物語の誘導役で、主人公と言うか狂言回し的な存在ですが、どうにもわたしが彼女に同化出来なくて…自分の中で落ちてないと言うか、ウソ臭い!
物語の中核となるのは別の、ディーナと言う女性とそのフィアンセの二人なんですが、この二人は元人間で、記憶と自我を移植した『コピー』と言われる個体、と言う設定で、いろいろ面倒な事をグチグチ考えて悩んでウツウツしい展開なので、アッケラカンと明るい性質のまゆみに音頭を取ってもらいたい…のに、うまく動かない…うん、自分の中に無さすぎなキャラクターなのだな…
もういっそ、ディーナ視点で仕切り直した方がいいのでは?
…とか、書きながら思いました…