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いとまのこさんの公開日記

2009年
04月14日
21:31
桜は散って、その後どうなるの?

なんてことを考えたことがあった。
でも実はどうでもいいことだった。
知っても知らなくても変わらない程に。

でも、為になることが何かって考えると
社会の虚像ばかりが見えてくる。
目に見えることが頭の中に映らなくなるくらい
考えたり、悩んだりしている。





私が思うよりも早く、桜は落ちていったのは
たぶん、気のせいじゃないな。まだ動けていないんだ。
しっかりしないと。しっかりしないと。
そんな言葉だけが先走りして足を竦ませる。

雨が降るのは自然なことさ。いつだってあることなのさ。
どうしようもないし、苦しむ必要もない。

それでも悲しい人は嬉しいことを
嬉しいときは悲しい人を

そうした少しの勇気と思いやりで進むことが
この世界には足りないと思って生きてきた。
あからさまにね、足りなかったんだ。
大人から貰える愛とか優しさ、厳しさじゃなくて
自分たちから湧き出る元気みたいな、そんな感覚。

漫画の世界と同じように考え過ぎていたのかもしれないけれど
それが若気の至りって言葉に当てはまるのなら
私はまだ若いんだと思う。





もしかしたら、桜の花びらが早かったんじゃなくて
私の気持ちが早く動き過ぎているのかもしれないね。

死に急ぐことはない。と心は伝えたかったのかも。
今日を楽しみ、明日を喜び、生きて笑え、と。

儚さは綺麗だけれど、強くない。
どうせ成るなら葉っぱの方がいい。
そういう奴なんだ。私は。

だから、君と一緒には忘れられないよ。
たった一つの悲しみも、たった一つの恋も離さない。

咲くために育てられた君たちだって
生きるために咲いていただけ。
夏には毛虫を着けて傍若無人。





その生意気な態度、君はまるで恋人のように振舞うんだ。
散らないでなんて、言うこと聞くわけがないね。
雨と桜なんて、涙と女みたいなもんだよ。まったく!


風呂ってきまー。