先日、悲しみはどうにもコントロール出来ないものだと書いた日記ですが。
前にこちらの日記にも書いたことのある話の続きで。
大事なネットのお友達が末期癌で治療中だったのですが、あの日、危篤状態であると報告を受けていたのです。
そして。
つい先ほど。
とうとう最期のお知らせがきてしまいました。
…あんなにも本人や、周りの皆も願っていた奇跡は、起こりませんでした。
現実は残酷ですよね。
いつも、いつの日も。
何故この人が…っていう人に限って…。
彼が、私に手紙を残してくれていたらしいのですが、今となってはもう、彼が何を伝えようとしてくれていたのか、それを知る術すら残ってはいません。
ただ、最期の辛い時期に、手紙を残してくれていたと事実が、それだけでも大切な思い出です。
優しい、優しい人でした。
いつも自分より人のことばかり、気にかけているような人でした。
だからこそ、自分の専門であった筈の癌に気付けず、末期になってしまってから発見されたのですが…。
そんな彼の最期が、どうか幸せなものであったならと、願って止みません。
危篤状態のときでさえ、「自分は幸せだ」「ありがとう」と、ずっと口にしていたそうです。
笑顔すら見せていたそうです。
どうか彼の逝ってしまった世界が、もう痛みのない、本当に幸せな世界でありますように。
私は、彼に出会えて本当に良かったと思います。
大事な事をたくさん教えてもらえた。
彼が口にした「ありがとう」は、まんま私から彼に贈りたい言葉です。
ありがとう。
頑張ったね。
お疲れ様でした。
大好きだったよ。
ずっとずっと忘れないよ。