酒を飲むと気が抜ける。
酒を飲むと甘えたくなる。
酒を飲むのは好きではないけれど
酒が生みだす雰囲気を否定出来ない。
どうせなら好きな人に囲まれて飲みたい。
いつかそんな幸せな時が来るだろうか。
いや、酒がそうさせてくれるのだろう。
しかし私はまだ、気を許せないのだ。
凍り過ぎてしまった。
動きたいばかりに抑えてしまったたくさんのエネルギーを熱に変えて
自分で熱を抑えようと、必死になって足掻いた末路。
結局のところ、恋をして溶かそうとしてもうまくいかず。
ヘタレにはよくある話。
仲良くなれるかな。楽しく笑えるかな。
この街にはこんなにもたくさんの人が生活しているのに
私を知り、私が知る人物は飲み会に参加した十数人。
いや、その中でもよく付き合うのは数人。
地元で就職した人たちはいいなぁ。
どんなにたくさん人がいても、付き合いを保てる人は限りある。
なのに私はひきこもり。なんて無駄遣い。なんて可哀想。
でも!もし!なんて実力をただ磨き続けた先には
少しばかりコミュニケーションが広がるような気がしていたのに
いざ、生活に戻るとやっぱり一人になってしまう空しさ。
伝手をたどれば、類寄せることもできる何かはあるけれど
不用意に愛を求めても、私が愛せないのなら悲しくなるだろうとか。
酔ったついでに知人の女性をからかってみても、進展したところで
遠距離に通い会う自信すらない。老いたな。老いたよ。
あぁ、違う。やりたいのはこんなことじゃない。
そんなことばかり言っていても仕方ない。
ならば年初めの頃に戻って
■ 作品を作ること ■ 資格の獲得 の二つに専念しよう。
バクマンを読むたびに思う。
ソレとコレとが一致している状態がとてもうらやましい。
私にはソレもコレもない。故に負けたくないのかもしれない。
いや、正確に言えばそんな次元の話ではなくて
素人の力がネットで十分に発揮されれば、産業自体が変化していく。
私はただ、その変化に携わりたいだけなのだ。見たいだけなんだ。
人間とネットの関わりが、この僅かな繋がりしか持たない
私と同じような寂しがりの子供たちが
たとえば、Chixi のような繋がりを持ってして
現実から逃避しつつも、現実に耐えうる何かを得て
またその場所に戻っていく様を。
繋がりが不足しているなら作ればいい。
自分に出来そうなとこから作ればいいのだ。
この世界には間違いこそあれど、正しさは無いに等しい。
新しく、そして活発なものだけが生き残る。
「合戦だよ」
サマーウォーズはいい映画でしたね><