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Q太郎さんの公開日記

2009年
12月08日
22:33
ファーバーカステル:ポリクロモス(ドイツ)全120色
芯の硬さ:軟質(JIS規格)使用感はやや硬めです。
芯径:3.8mm
単価:263円
(木箱入りもあります)


日本でも、非常に人気の高い色鉛筆で、多くの方がお勧めと言っているモデルがこのポリクロモスです。
実際、本屋へ行って色鉛筆の本を手に取ると、「この本ではファーバーカステルのポリクロモスを使って説明しています」とか、「私は使っています」っと書かれているものが多いです。

私が思うお勧めポイントは、とにかく使いやすい!
すべての面でバランスがとれている色鉛筆だと思います。
日本のメーカーの色鉛筆は非常に品質が高いので、海外の物はちょっと・・・っと思うことも多いと思いますが、ドイツのメーカーなのでそこも問題なし。初めて手に取ると、ボディーの感じがややチープな感じを受けるが、芯の質などは非常に高い。

芯は硬めなので、ある程度の筆圧で塗っても折れません。細い線もひきやすいです。
本来芯が硬いと、色のノリは悪いものですが、このポリクロモスはJISの規格でも軟質となっているように、非常に色のノリがいいです。
ホルベインと比べるとさすがにあの発色、ノリには負けますが、芯の硬さから考えると非常によいと思います。
色ノリが適度なので、筆線も目立たずうす塗りも適しています。
もちろん塗り込みもかなり濃く塗り込めます。
すべての面で、平均点以上のバランスの良い色鉛筆だと思います。
(一部の色は塗りにくいものもアリ)
色の変色にも強く、120中100色は、100年変色しないっとうたわれています。

塗った感じは、やや粉っぽさを感じます。
(プリズマカラーも同じように粉っぽいです。粉っぽい為かちょっと光沢感がなくマットな感じを受けます)
その為か顔料の伸びはちょっとイマイチかも?ホルベインほど色の伸びがないと感じます。
120色のセットでも、JISのカラー規格に慣れている日本人には、多少色に抜けを感じると思います。
(こんな色が足りないなぁ~ほしいなぁ~・・・っと思うかも)

塗った感じが光沢感がない為か、スキャナーで読み込んだときの色の変化、薄くなったりすることはかなり少ないです。


ポリクロモスもホルベインも、人気が高いのでなかなか安く手に入らないところが痛いですね。
しかし、ポリクロモスは、ここ最近は円高の影響で、海外から直接買えば日本の相場の1/2ぐらいで手に入れれます。



追記
本紹介

ポリクロモスをメインに使った作品が多く掲載されています。
少し塗り方、描き方の例が少ないですが、参考になると思います。
河合ひとみさんの本は数冊見ましたが、他にもいいものがありそうです。
アマゾンなどで、「河合ひとみ」で検索すると多くの本が出てきますので、覚えておいて、実際本屋で中身を確認するといいかも?
私が、手に取った中では、上記に掲載した、「木の実・草の実・おいしい実」が一番塗り方の例が多かったと思います。

私が持っているのは、
色鉛筆の教科書
はないろ
木の実・草の実・おいしい実
以上です。