さっきの奴の影に潜むもの・・巨大な気配を感じる!
卦を立ててみる・・
幾つかある符のうち、『制龍』のそれに反応!!
龍?!それも、赤龍!・・・けど、知っている・・この気配・・奴だ!!
「・・どうしたの?・・」
「・・ん、なんでもない・・」
「うそ!顔に書いてある!」
「・・・ごめん、どうやら敵の一人の心当たりがある・・」
そう、知っている・・でもこんな回りくどい事する奴じゃないのに・・
「もう、考えたってしょうがないでしょ!道を辿ればその人に会えるんでしょ!!」
「・・ん」
「だったら、会ってから考える!分かった?」
「・・・ん、そうだね」
「そうよ!」