世の中にはこんなにも絵が溢れています。
普通はより良いものへ、洗練され淘汰されるのに。
それどころか、増え続けていると感じる。
本当に良いものや、無駄な物を一切省いたものさえ残っていればよいのに。
何故なんでしょうね?
絵は数学的なアプローチを持って、文学的な答えで解く感じがあるような気がします。
これだ!と言う答など、誰も持ってはいないですよね。
だからそれぞれの表現や、精神性が現れるのを面白くまた、認識し認めるからこそ沢山この世の中に絵が存在するのだと思います。
それぞれの人が持つ価値観は違うと思います。
でも、自分と同じ価値観だと勘違いしてしまう事が多いような気がします。
自分は他の人とは違う、という認識を持つ事は大切です。
そうすると、まず自分を認める事につながり、自ができたら、次に他の考え方などを認める事が出来るような気がします。
自分と違うと言う事が、わかるからこそ他の存在を認識できる。
他人の絵を見た時、違うと。
絵だったらすぐにわかるのに。
人とのコミュニケーションだったらわからなくなりますか?
…同じ事じゃないですか?
絵も人も。
絵の向こうには描き手の精神性や人間性などが、いっぱい詰まっていると思います。
この世にさらす絵は、いわば自分自身の一部。
だからこそ、共感を呼び時には感動をも与えられる。
絵も日常生活も、おおいに通じると感じます。
まずは知る事から始まる気がします。
絵も。
人も。
決まった答えが無いところが似ているように思えてなりません。
簡単にわかるような物なら、こんなにも面白くないですよね…。
(笑)