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Q太郎さんの公開日記

2010年
05月29日
23:24
日記の続きになりますが、DVDの話ではない。

アーサー王(エクスカリバー)の話ね。
ちょぼっと調べてみた。

調べたっと言っても、ネットで検索しただけなので、本当に調べたわけではない。
ネットでそういった情報をUPしている人は、それなりに本などをガリガリ読んで勉強して載せていると思うので、それを見て、私のような人間が「調べた!」なんて言ったら失礼ですよね。

しかし、ネット調べるって便利ですよね。
昔だったら、図書館とか本屋で山ほどある本から目的の物を探し出して、数冊に絞って・・・っと大変でしたが、ネットって便利だ。
とは言っても、書籍などに比べると、断片的な部分が多いので、本当に調べようと思うと、結局本になりますね。

で、初めは「アーサー」「アーサー王」で調べたのですが、かなり情報少ないですね。日本語ではヒットが少ないのかな?
(私は日本語しかわからないよ!)
5世紀~6世紀ごろ、ブリテンを収めた実在した君主。これは間違いないみたい。
これしかわからんかった(^^;
(簡単に検索しただけだしね)

で、検索のキーワードを変えて「エクスカリバー」に。
これは結構ひっかかりましたよ!
ま、「エクスカリバー」っと検索すると、実在したアーサーの話は全くっと言っていいほど無関係になりますけどね。
アーサーが実際ブリテンを治めたのが5~6世紀。
で、「アーサー王伝説」らしき物が書物としてまとめられたのが12~13世紀。
「エクスカリバー」っという剣も、どうやら元は「キャリバーン(カリバーン)」っと記されていた(言われていた)ようだ。
んで、物語として翻訳、書き写される間に、ちょっとした間違いからカリバーンの頭にExっが付いてエクスカリバーになったらしい。(この説が有力みたい。詳しくは調べてみるとよくわかるよ)
さらに、アーサー王伝説では「岩に刺さった剣を引き抜く」、から始まり、最後は「泉にエクスカリバーを返す」で終わるのですが、この「剣を引き抜く」と「泉に返す」は12世紀の後期~13世紀になってから伝説の中に付け加えられたみたいです。
他の神話(北欧神話ジークフリートなど)を参考に付け加えられたっと考えるのが妥当か?
13世紀には「聖杯伝説」もまとめられたようで、アーサー王伝説+聖杯伝説っという形になったようです。
このことからも、この物語が広まる上でキリスト教がかかわったのは間違いないですね。

「聖剣」に関してはわからん!
「聖剣」って一度も出てこなかった(^^;
ま、後に「聖剣伝説」として書かれて「聖剣エクスカリバー」って書く本もあったんじゃないかな?


なかなかおもろいなぁ~
また、適当に調べてみよう。
っとは言っても、なまくらなので、適当にね。

おしまい


追記
エクスカリバーは映画などでは、両刃の剣として登場しますが、初期の話では片刃の剣だったようです。
実際、5世紀~6世紀のブリテンでは片刃の剣が用いられたようです。