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新田真子さんの公開日記

2011年
01月11日
08:45
てなわけで、とうにプレーオフに突入してるNFLですが、レギュラーシーズン終盤もおもしろかったですね。第15週にボルチモアに負けたニュー・オーリンズもワイルドカードを争う当該チーム(NYジャイアンツ、グリーン・ベイ、タンパ・ベイ)が付き合いよくそろって負け、この時点でプレーオフ出場がほぼ確定。負けた3チームは最終週の第17週まで残り1つの椅子を争う羽目になり、結局グリーン・ベイに軍配があがりました。
プレーオフ出場チームがほぼ出揃った第17週でもシード争いやNFC西のセント・ルイスとシアトルの地区優勝決戦があったりして、うまくできてるなあNFL。

そんなわけでNFL史上初、負け越し地区優勝(7勝9敗)のシアトルがワイルドカード緒戦で前年のチャンピオン、ニュー・オーリンズと激突。ホームの利を生かしてなんとか、じゃないな、堂々勝っちゃいましたよ。シアトルは前半まずリードされたものの第2クウォーターに追いついき逆転してからはゲームを支配。第4クウォーターのニュー・オーリンズの反撃を突き放して逃げ切り勝ち。ええ、どうよ。シーズン負け越しだろうがなんだろうがプレーオフで勝てばいいのだ。第4クウォーター残り3分のRBマーション・リンチの怒涛のロングラン・タッチダウンはいいもの見させていただきました。
続くインディアナ対NYジェッツは昨シーズンのAFCチャンピオンシップの顔合わせ。これまた第4クウォーター2ミニッツからの逆転また逆転にこれぞプレーオフとモニター拝んじゃう感じでしたよ。サヨナラ・フィールドゴールで勝ったのはNYジェッツね。
一夜明け、わがボルチモア登場。敵地に乗り込んでカンサス・シティとの対決。第1クォーターこそリードを奪われ、さすが今年のカンサス・シティは手強いなというところだったが第2クウォーターに逆転リードで前半を終了。第3クウォーターにはボルチモア・ディフェンスがターンオーバーを連発。こつこつフィールドゴールでリードをひろげ、最後はタッチダウンで3ポゼッション差をつけて第4クウォーターへ。そして怒涛の10分以上にわたるシリーズをTDで完結。カンサス・シティに止めを刺した。帰ってきたTEトッド・ヒープがパスキャッチで大活躍。QBフラッコのパスもすかすかっと決まってシーズン中のパス出ない症を払拭。次は宿敵ピッツバーグとの対戦だ。今年のシーズンでは1勝1敗のタイ。勝率も同じ(勝敗同率の場合のタイブレーク・ルールでピッツバーグの地区優勝)でまさに、決着をつける一戦だ。
ワイルドカード第4戦は注目のマイケル・ビック率いるフィラデルフィアと最終週でプレーオフ出場を決めたグリーン・ベイの対決。前半フィラデルフィアのオフェンスを止めたグリーンベイは着実にタッチダウンを重ねリードを広げるが、第4クウォーターにはフィラデルフィアが追い上げ開始。またまた熾烈な攻防が展開されるが、フィラデルフィアはTD後に5点差をフィールドゴール1本(3点)差にするために2ポイントコンバージョンを狙うも失敗。5点差のままTDを取るしかなくなったフィラデルフィア最後の攻撃シリーズも、残り30秒ちょっとでTDを狙ったビックのパスがエンドゾーンでインターセプトされ、グリーン・ベイの逃げ切り勝利に終わった。フィラデルフィアは2本のフィールドゴールを外したことが結局敗戦につながってしまった。入っていれば逆転勝利だったのだ。プレーオフではミスした方が負けなのだ。きびしいなあ。

NFLは毎年プレーオフのトーナメントが一番面白い(スーパーボウルは最近は好ゲームが続いているが、結構一方的な試合になる場合もママ在るので)わけですが、来週のディヴィジョナルプレーオフゲームも好カードだらけなので、楽しみでしょうがないっすよ。