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新田真子さんの公開日記

2011年
02月05日
23:33
「リサとガスパール」の3DCGアニメーションシリーズ。ディズニー・チャンネルで放送開始。

フランスの漫画(バンド・デシネ)を読もうという非常にまっとうな理由で、とにかくまったく理解不能なフランス語をはじめた時、まず最初に紀伊国屋洋書コーナーのフランス語書籍の棚で、子供向け絵本を探したというのは前に書きましたが、その棚に「バーバパパ」とならんで置いてあった絵本がこの「Les Catastrophes De Gaspard et Lisa」(ガスパールとリサの一大事とでも訳すんでしょうか、日本語版タイトルは「リサとガスパール」)のシリーズ。大変数があって、フランスでは人気のある絵本シリーズなんだろうなと、読んだことはなかったけれどこの絵はみたことがあるなあと、そう思っていたわけですが、なんとタイミングよくディズニー・チャンネルでそのアニメシリーズが放映スタート。いいぞ、ディズニー・チャンネル。

で、そのリサとガスパール。左の白いのがリサ(女の子)。右の黒いのがガスパール(男の子)。犬ともウサギともつかない謎の生き物の二人が主人公。家族との日常などを描いているんだろうけれど文章が読めないので内容はよくわからなかったんですが、今日、その先行放送を観てびっくり。こいつら、家族で人間の世界に住んでやがるんですよ。てっきりこの生き物の世界のはなしだと思っていたのに・・・。けったいな白と黒の生き物が普通にパリで暮らしていて、普通に人間の通う学校に通ってる。このもっこりした風体で人間と同じサイズの背丈なのだった。3DCGなので人間はアニメアニメしてない割りとリアルっぽい感じで異様さがいや増しに増すのであった。リサとガスパール(兄弟姉妹ではないようだ)の親はぱっと見、二人とまったく同じでサイズだけ違うのだった。だから大人はもわもわっとしていて人間の大人と同じサイズ。かなり巨大な生き物だと言えるだろう。え~、そうだったの~?バーバパパ(ちなみにバーバパパはフランス語で綿アメのこと。バーバのお父さん(パパ)じゃないんですね)の意表を突いた出現といい、リサ・ガスのあっと驚く世界観といい、フランス人はただものじゃない、のかもしれないが、意外とてきとうなだけなのかもしれない。