『ん、雷電のミキ♪』
ソレって?!
「って!『神鳴る破壊者』!『金色の怒れる槌』?!」
国で最強の雷電の賢者だぞ?!
『ん、あの娘も耳弱いのよ♪へなへなってなっちゃうの♪その時の声可愛いのよ♪』
聞かなかった事にしよう・・「で、要件は何?まさか恋人自慢だけじゃないわよね?」
『フフン・・大分ストレス溜まってるみたいね♪』
「私は良いけど、あの娘がヘタるわ・・フユって女の子の味方じゃ無いの?」
『へぇ、拾った仔猫にずいぶん優しいのね?』
「拾った猫はちゃんと面倒見なきゃいけないの!!」
「シア様猫好きなんですか?」
面倒なのが加わった。
「嫌いじゃないわ・・」
『ほう♪・・』
「て、結局要件は何?」
『魔法生物の捜査と撃破』
「詳細」
『場所はヤ湖・時間5分前・たぶんファイアバード』
「火災は?」
『無し、だからなの・たぶんって』
「『風の魔力』に私の『氷結』上乗せしないのは情報が曖昧だから?」
『ん、申し訳ない』
「サリ!」
「はい?!」
「実戦よ、相手はたぶん『ファイアバード』!」
「はい!!」
『なんだかんだ言って仔猫と息ピッタリじゃない♪』
「仔猫は好きなんだよ!」
「私もです♪」
『・・フユに言っとく♪・・ウフフ♪』
無視「行くよサリ」
「はい!シア様」