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apricot_jamさんの公開日記

2011年
11月08日
20:48
毒を研究しその魔力を持つ賢者は忌み嫌われる・・

だから、此処を訪れるのは私の魔力を利用し人を殺したいか、無念を晴らす為に私自身を殺したいか・の、どちらかだ・・

「空いているよ」
「ひゃあ?!」
・・扉の前に(魔女でも分からない)機械的な検知の仕掛けを置き、入る前の一言で見立てするが、声の主はそのどちらでもなかった・・
「何者?」
「・あの」おどおどと一向に開かない扉・少しイラっとしながら、『毒』の魔力展開し「何?!」
「入っても良いですか?」
「さっきから入れって言ってる!」
「失礼します!」声は思い切ってるが、扉開く動作は恐る恐る・・更にイライラ感が高まる。

扉開いて現れたのは、白いキシュ(魔女が身纏う物)肩までの青い髪15歳くらいの、声の通りおどおどした女の子・いや魔女だった・・
とりあえず、魔力展開して無いみたいなので、こちらも解く。
「・・で、何?」
「あの・・」イラ・「・・えとですね・・」イライラ「ユジュ様が・・」え?
「水と風の大賢者ユジュ?」
私がその名を出すと怒涛の語り「ユジュ様が『水』の本質を知りたければこちらを訪ねろと、おっしゃって!何もわからずこちらに来た次第で!」