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apricot_jamさんの公開日記

2011年
11月28日
20:55
賢者:属性の頂点 魔力が非常識な程高く、その属性で詠唱の為の方程式を全て知る存在・・ソレは学習でなく行使しようとした瞬間浮かび上がり理解する・

俄かに信じがたいが、賢者になった時点で、その属性のデータベースにアクセスしているのではないか・・と言われている。

また、データベース自体が巨大な魔力の塊で、其処からアクセスと同時に魔力が補填される・と。

その存在が何処にあるか?とか、
何故賢者になった時点からアクセス出来るのか?とか、
その判別はどのようにしているか?
・・等の疑問点もあるが、名前すら知らない術を突然行使出来たり、無尽蔵とも思える魔力を有する事を上手く説明出来る為・現在有力な説となっている。

因みに、属性ごとアクセスする場所が違うのか、他属性の術は方程式を学習して、一度無属性の魔力に置換しないと、行使出来ません。
逆に自分の属性の術のほとんどは、詠唱がいりません。


オマケ:『絶対領域と桃色の布』

命を狙われるって言う事件があったのに、平然と対処して帰宅の途につくキルケ様・・細心の注意を払えって言葉がとても重く感じる・・
「レン」急に呼ばれ心臓が飛び出る程驚く「は、はい!」
「お前お餅好き?」
「はい!むに~ってして、するっとしたのど越しとか♪、甘い感じとか!」
くすりと笑い「じゃ、夕飯は塩漬け肉と蘇をたっぷり使った、茹で焼きパンと、トウキビスープにするね、あ・嫌いな物ある?」
ブンブンと首振る「嫌いな物はないです!・・って言うか、今の二つ知らないです・」
「じゃ、楽しみにしてて♪ユジュ様も美味しいって言ってた料理よ♪」
「はい!」
・・さっきの戦闘が嘘の様に言うキルケ様・・戦闘?!「キルケ様!」
「ん?」
「キルケ様は魔力が『毒属性』の賢者ですよね?」
私の意図を理解したのか微笑み言う「『石剣破砕』や『雷球』みたいに、よく使う術は身体に『方程式』書き込んであるの」
ああ!ソレで属性違うのに詠唱無しなんだ!!

「此処とか・・」キシュ(黒いワンピース)の裾を捲りフトモモを露にするキルケ様・「右側が『石剣破砕』で、左側は『風刃』よ」
白いフトモモに浮かぶ青くボンヤリ光る文字・・
美しい構成の方程式・けど、捲った裾から見る二本の脚の生々しく怪しい艶気と桃色の絹地・・
ソレに目が行ってしまう・・
お風呂の脱衣所とかだったら、絶対そんな事無いのに・・
頭を振る!
「キルケ様!」
「ん?」裾を戻す。
「今の方程式で、少し質問があるのですが」
微笑み言うキルケ様「おう♪質問は何時でも受けるけど」
けど?遮るには理由がある!私の今までの生活とは違う・回りに気を配り気付く・・「到着しました?」
盛大に笑うキルケ様「ん、着いた・・レンは、状況飲み込むの早いね♪」笑顔・・少し照れながら笑顔で答える「同門ですから♪」