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D-Dragonさんの公開日記

2011年
12月19日
22:41
昨日は3DCGの軍帽がやっと完成しました。…何か途中で自分像とか寄り道してたので、完成品としては3D第3作目となってしまいましたが。ポリゴンでの幾何学的なモデリング、展開図にした上での色・模様つけ(UVマッピング)という『王道』な作り方で、四苦八苦した分、基礎の勉強になりました。

 曲線構成のクリーチャーとかは「Sculptris」が良さそうですが、絵のアタリ用の小物類は、やはり六角大王でコツコツ作った方が早そうです。テクスチャも高度な描き込みは必要なくて、3Dペイントで大まかに見当つけてIllust Studioでササッと仕上げる程度で十分なので、「六角大王Super6」+「Pixexix」が最適そうです。「メタセコイア」もコンバータ・LWOファイル確認のためだけに使っているのですが、それたけの用途に5000円出すのも……。試用期間が終わりそうなので、1ヶ月レンタルだけして、その間に何か代わりにならないか探してみるつもりです。

 それで、「Pixexix」ですが。 神ソフトでした。

 動画では、3Dオブジェクトをスクリーンショットで固定して、それにサクサク色を塗ると反映されるペイントソフトだと思ったのですが、違いました。

 3Dオブジェクトをスクリーンショットで固定して、“任意のペイントソフトに送り、加えられた変更を即座に3Dに反映する”ソフトでした。つまり、『Illust StudioでもSAIでも、自分の使い慣れたペイントソフトで、リアルタイムに3Dペイントが行える』という事です。
 そして、各スクリーンショットとそこに加えられた変更はレイヤー管理されるので、順序を変えて適用することもできます。また、最初に展開していない場合は、UVマップ展開も自動でやってくれます。

 神ソフトだ―――――!!!

 ……あまりに手軽で、ポリゴンを展開した切れ目もシームレスに塗れるので、感動してしまいました。エディタはいつも使っているIllust Studioが使えるし。ベクターレイヤーやフィルタ、定規を使えば微調整もあっという間です。もう、即座にPro版1900円をDL購入しました。(作成した素材を有償配布したかったので商用利用可能なPro版を買いましたが、個人使用ならフリーです!機能的には変わりません。)


 2D絵師が3DCGもやってみたい、でも難しいソフトを1から覚えるのは辛い…という場合には、クリーチャーや地形など有機的な曲線構成のものが作りたいなら「Sculptris」(フリー)。小物や機械、他建築物までいかない程度のものなら「六角大王Super6」(5000円)+「Pixexix」(フリー)が良いんじゃないかと思いました。建築物以上の大物が作りたければ「Google Sketch Up」(フリー)。 メタセコイアは……正直、俺の2D脳ではついて行けなかった!!

■「Pixexix」→ http://pixexix.sophiehoulden.com/
(※とりあえず、画面埋め込み動画をご覧アレ)



 なお、日記添付の画像は、3D軍帽の完成品です。Pose Studioのモデル人形に被らせてます。うん、ピッタリ。それから、Comic Studio(EX)の3Dを線画(ベクター)とトーンに自動分解してくれる「3DLT」機能でレンダリングしてみた図が、小さい写真2枚です。ベクター線だから、線の強弱他の修正可能、トーン部分も網点の濃さ・種類等変えられるんですよ…? デジタル漫画の時代だなー、と思いました。

(まあ、こういう機能が進化していくんで、3Dにも手を出さざるを得なくなった訳ですが。やっぱり欲しい素材は自分で作るのが一番早い…)

 一応、Comic Studio・Illust Studio・Pose Studioで使用できる素材として、同ソフト公式サポートサイト『CLIP』で配布しましたので、興味があればどうぞ。(軍帽)→ http://www.clip-studio.com/m/1233600
(※DLには会員登録とサイト内ポイントが必要です。まあ、Comic Studio・Illust Studio持ってる方は、大体登録してると思いますが…。)


 とりあえず、今日の感想。 『Pixexix』は神ソフト。