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D-Dragonさんの公開日記

2012年
02月04日
23:24
 ここのところ、漫画用の3D素材を作って投下していました。もともとComic Studio又はイラストのモデル用にPose Studioでモデルに持たせる小物を作りたくて3Dを始めたのですが。中学時代・代数7点・幾何4点(100点満点で)の俺に、死角はなかった!!! ……葉巻(ただの円柱)で死にかけて、軍帽作ったら本気死んだ。仕事以外で俺に左脳作業やらせないで下さいよ…右脳も怪しいんだから。むしろ爬虫類脳。


 という訳で、「3Dは俺には難し過ぎるよ!」と泣きが入っていた訳ですが。先日、「Sculptris」を触りまして、その余りの直感的モデリングに世界観が変わりまして。「これなら、俺でも3D作れる! むしろ絵描くのと感覚かわんない、楽しい!」と実感したので、コレで作った3Dを漫画用素材にしたら良いんじゃないかと思った訳です。

 とはいえ、「Sculptris」は非商用限定のフリーソフト。機能もクリーチャーか地形特化で、細かい整形ツール等はありません。上位版の「ZBrash」なら粘土細工感覚はそのままに、切ったり張ったり何でもできちゃう最強ソフトなんですが、映画CGでも使われるプロユースなので8万円…。メインは絵や漫画で、その小道具や背景として程度に3Dを使う気の自分には手が出ません。そこで、「Sculptris」や「ZBrash」系列のモデラーで、かつモデリングに多少のクセがあってSculptris系よりは直感的さに欠けるけれど、省ポリゴン(リトポ)機能が非常に強く、かつ3万円弱……という「3D-COAT」を購入しました。“直線的にぶった切る”機能が充実しているので、人工物やメカ系もかなりイケるらしいです。


 そういう訳で、上部の不気味な画像の話になるんですが。この絵はPose Studioのモデル人形に、「3D-COAT」で作った「山羊頭蓋骨のマスク」と「収穫用大鎌(サイス)」を装備させた……図に、ローブを描き足したらくがきです。まあ、こんな感じで使う。Comic Studioで読み込めば、3D素材部分は自動でベクター線とトーンとベタにレンダリングしてくれる機能も使える。ここまで有機的で自分デザインの3Dなら、絵から浮くことも既製品感もない。(完全なるオーダーメイドですョ)

 「3D-COAT」始めて1週間程度ですが、操作に慣れてきたら、絵を描く感覚と地続きで3Dを作っていけるんじゃないかと期待しています。空間や世界観を、3Dも使って舞台化してしまえたら……と考えると、ワクワクするよね。


 なお、なんでこんな不気味なモン作ってんだ、というと、冥王の話がまだ続いていたのでした。死神をだね、いっぱい描くのだよ!