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新田真子さんの公開日記

2012年
04月22日
03:07
Cleo based on Monster High Fright Song PV

日刊モンスター・ハイ。
5日目の今日は、クレオ・デ・ナイル。
ミイラ男(女の子だけど。この怪物の「なんとか男」とか「なんとか女」っていう名称は本当に困るなあ)ですね。

クレオは学園のクイーン。ゴーゴン(メドゥーサはその三姉妹の末妹の名前。ちなみに現存するギリシア神話では上の2人の姉には名前がなく、作品ごとに適当な名前で呼ばれる傾向にあります)のデュース(だからデュースは男の子ですよ)と公私が認めるベストカップル。
エジプトの高貴な血がそうさせるのか、普段は自分が世界の中心で一見お高くとまった女王さまですが、じつは意外と忍耐強く面倒見がいいという割といい人。人の上に立つからにはかくあって欲しいものですね。

モンスターの出生の古さから言えばミイラが一番でしょうか。エジプト4千年の歴史が相手ではせいぜい1、2千年かそこいらの吸血鬼、人狼、魚人間(半魚人ね)は比べ物になりませんね。ましてや、わずか200年のフランケンシュタインの怪物をや。
とはいえ、やはりメディアの力は偉大だ。吸血鬼、フランケン(いまではすっかり「シュタインの怪物」はとれてしまっていますね)、狼男が怪物御三家。新参者としてゾンビをふくめて四天王でしょうか。

現在アメリカでは、1994年の映画「インタビュー・ウイズ・バンパイア」のヒットから、新吸血鬼モノとでもいうような、ゴシックロマン風メロドラマ・ヴァンパイアが大流行。21世紀になってからも吸血鬼小説や吸血鬼ドラマがいっぱいです。その2年前にはフランシス・フォード・コッポラ監督作の「ドラキュラ」が公開されてますね。ゲイリー・オールドマンがドラキュラだよ。ゲイリー・オールドマンはいいよね。わたしは極悪非道の小心者役者No1だと思っています。「レオン」とか、「フィフス・エレメント」とかね。でも出演作では「蜘蛛女」が一番好きだな。おっと話がそれましたね。
現代ゴシック・ホラーな吸血鬼映画としてヨーロッパでも最近「僕のエリ」がヒットしましたね。
ミイラもちょっと前の映画「ハムナプトラ」(1999年)シリーズで復活しました。
フランケンシュタインの怪物もあの世界一の役者馬鹿ロバート・デ・ニーロが演じた原作にそった映画「フランケンシュタイン」(1994年)で復活。
狼男は、ちょっと古いけど「狼男アメリカン」(1981年)が近代狼男映画では最高なんじゃないかなあ。一般的にはマイケル・ジャクソンの「スリラー」ですかしらね。あ、ジャック・ニコルソンも「ウルフ」で狼男やってましたね。これも1994年なんだ。1994年は怪物復活の年だったんですねえ。
そうなると、半魚人の復活がないのがちょっと寂しいな。だれか半魚人映画撮ってくれないかしら。
いつのまにやら映画の話になってしまいましたが、ま、そんなところで。