±(プラスマイナス)1996年、僕の名前は【パコトユウナノハコ】だ。ぼくはすべての偉業をやり尽くした。
:試験官 <さぁ、きみに残された仕事はあと死ぬことだけだ
:パコ (だろうね、でもあえてここはリアクションをとっとくべきだな、)
:パコ <!!!!!!(顔)
ちょっとしょんぼりした顔で
:パコ <死に方は自由な発想でいいですか
:試験官 <うむ。ラストワークじゃ、仕方あるまい
:パコ <・・・・・・・・・(、このじじぃ、)
30分後 大型ビルの屋上にて、
:試験官 <飛び降りてこの世をまっとうするわけだな。パコよ、・・・
パコは金網にのぼり屋上のはしから下の町並みを見下ろした。
大勢の人間が、こちらの様子を伺ってる。
:パコ <当然だな、僕の死は大勢の人間が望んでいることなのだから。
:試験官 <きみは完璧すぎた、きみがいれば、いずれ社会が滅ぶだろう。だから子孫を残すことさえ許されんのだ。許したまえ。
なにか、いいのこすことはあるかい?
:パコ <きみたち!、ぼくに言っておくことはあるかい!
人々 <...。。ざわざわ
パコ <ハァン。ざわざわって..、(人と相談することじゃないだろう、)
その瞬間パコは飛び降りた。
ひゅーーー
:パコ (はぁ死ぬのか、怖いこわいよぉ)
ひゅーーー(地面まであと半分くらい)
:パコ (うぅ、気持ち悪い、気持ち悪いよぉ、)
ひゅーーー(地面まであと半分の半分くらい)
パコ <うぉげぇ。
パコは何か光る丸い物を吐き出した。
べしゃっゃぁぁ
ぱこは文字で書けないほど無残な姿になっていた。
:試験官 (む、あの光る丸い物体はなんじゃ。・・・)
ビー玉のような大きさでとてもきれいな光の玉は、小さな声で言った。
<もう、人間ってこんなにも疲れる種族だったのかぁ。
おわり