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2012年
09月21日
14:15
±(プラスマイナス)1996年、僕の名前は【パコトユウナノハコ】だ。ぼくはすべての偉業をやり尽くした。



:試験官 <さぁ、きみに残された仕事はあと死ぬことだけだ

:パコ (だろうね、でもあえてここはリアクションをとっとくべきだな、)


:パコ <!!!!!!(顔)

ちょっとしょんぼりした顔で

:パコ <死に方は自由な発想でいいですか

:試験官 <うむ。ラストワークじゃ、仕方あるまい

:パコ <・・・・・・・・・(、このじじぃ、)

30分後 大型ビルの屋上にて、

:試験官 <飛び降りてこの世をまっとうするわけだな。パコよ、・・・

パコは金網にのぼり屋上のはしから下の町並みを見下ろした。

大勢の人間が、こちらの様子を伺ってる。

:パコ <当然だな、僕の死は大勢の人間が望んでいることなのだから。

:試験官 <きみは完璧すぎた、きみがいれば、いずれ社会が滅ぶだろう。だから子孫を残すことさえ許されんのだ。許したまえ。
なにか、いいのこすことはあるかい?

:パコ <きみたち!、ぼくに言っておくことはあるかい!

人々 <...。。ざわざわ

パコ <ハァン。ざわざわって..、(人と相談することじゃないだろう、)

その瞬間パコは飛び降りた。

ひゅーーー

:パコ (はぁ死ぬのか、怖いこわいよぉ)

ひゅーーー(地面まであと半分くらい)

:パコ (うぅ、気持ち悪い、気持ち悪いよぉ、)

ひゅーーー(地面まであと半分の半分くらい)

パコ <うぉげぇ。

パコは何か光る丸い物を吐き出した。


べしゃっゃぁぁ

ぱこは文字で書けないほど無残な姿になっていた。


:試験官 (む、あの光る丸い物体はなんじゃ。・・・)


ビー玉のような大きさでとてもきれいな光の玉は、小さな声で言った。

 <もう、人間ってこんなにも疲れる種族だったのかぁ。


おわり