いいのかなーなんて。
今日、久し振りな友人とお会いして連れ回してきた某本屋にて。
真面目な彼女はデッサンの書コーナーへ。
そして不真面目なまりかは漫画コーナーへ行ったその時のこと。
お昼時には書店には親子連れが増えはじめ、その中でひときわ目立つ親子連れがいました。
母と娘×2の組み合わせです。
母は多分30台、娘1は小学校高学年、娘2は小学校低学年くらいといったところです。
母は娘たちに本を一冊買ってあげようと選ばせていました。
私はちょうどアンソロ兼BLコーナーにいて、面白い本を直観と偏見で吟味していたその時、私が立っていた背後から・・・・・・。
娘1「あーっ。黒●のバスケだ」
母「えっ。それにするの?」
二人がやってきたのですかさずその場を譲り、少女漫画を見るように背中を向けました。
娘1「黒子って男だよね。くろこの××ほんってかいてあるよ」
母「へーっ。そう(興味ない様子)。それにするの?こっちは黒子と黄瀬って書いてあるよ」
娘1「んー・・・・・・でも1冊しか買ってもらえないし迷うんだよねー」
娘1は少女漫画コーナー、私の隣に並びました。
そしてその背後。
娘2「わたしこのバレーボールの本にするー」
ちら・・・・・・と覗き見ると、娘2の方が今をときめくハイ●ュー本を持っていたのです・・・・・・。
私(さすがにまずいだろ・・・・・・。母よ、止めろ。いいから止めろ)
と念じていたのですが、
母「この大きな本にするのね。あんたはどうするの。大きな本にするの? それともちゃおにするの?」
母はソレを抱え、次に娘1に声をかけます。
娘1「これにするー」
娘1は目の大きな女の子の絵の本を取って母に渡してました。
一部始終を見守って、私がしたことは・・・・・・友人にその光景に対して愚痴ることしかできませんでした。
勇気でないもの。
内容知ってるんだけどね、低学年のおにゃのこが指定した本はまぎれもなく・・・・・・ね。
知らない・・・・・・って怖い事なのね、と。
心配なのは怪物さんがクレームつけてこないかどうかであって。
今まで遭遇していた人たちは「何か違う」と返していた。
こういう光景見るとなんだか・・・・・・・・ネ。
腐っていることにある意味罪悪感を覚えつつ、別のところでBL買おうとしている私がいたりするのだよ。
ちなみに私は周りのおねーさまたちによって腐っていった口である。
腐る時は身近にいるおねーさまの手によって筆おろしされてゆくのが腐女子になる儀式・・・・・・というのは今では古い考えなのかしらん。
今思うことと言えば、ヲタク世界が平和でありますように・・・・・・と。